柄谷行人を解体する

批評家・柄谷行人を―カント、マルクスを視軸にして―読む

2009-01-16から1日間の記事一覧

主権の構造

ネグリ『〈帝国〉をめぐる五つの講義』(青土社)帝国的主権は、外側をもたないし、外部をもたない。また別の意味で、主権は、支配する者と支配される者との関係によって完全に限定づけられたままである(また限定づけられたままでなければならない)。