柄谷行人を解体する

批評家・柄谷行人を―カント、マルクスを視軸にして―読む

2006-04-01から1ヶ月間の記事一覧

スターバックス・カードと『厄介なる主体』

スラヴォイ・ジジェク『厄介なる主体 1』(青土社) 『ツイン・ピークス』でも同様に、レッド・ロッジにいるこびとはわけのわからないおかしな 英語を話し、字幕スーパーの助けがあるときだけ理解できるが、それは、この作品でのマイク ロホンの役目を負っ…

世界共和国はローマ帝国かアメリカか

アインシュタインも「世界共和国」を提唱していた。60年ほど前か。 宮崎学『法と掟と』(洋泉社) 二〇〇五年に、ライブドアによるフジテレビ乗っ取り騒動があったが、一国の首相経験者をは じめ政治指導者たちが、「カネがすべてというのはいかがなものか…

恐竜時代の終り

バナール『黒いアテナ』(藤原書店)用語解説プトレマイオス王朝 Ptolemy プトレマイオス一世はアレクサンドロス大王の将軍だったが、 大王の死後エジプトで権力を掌握し王朝を開いた。歴代の子孫が王朝を継承し、最後の君主は クレオパトラ七世であった。彼…

新宿西のグランド・ゼロ

久しぶりに新宿に行ったら、 西口にニューヨークのグランド・ゼロのような建築現場があり、 JR駅内の通路の改装が進み、 大友克洋らしいカップヌードルの広告を知った。 「AKIRA」は吉祥寺付近への 原子爆弾投下後、2019年の物語。 以前、後楽園ゆうえんち…

キャサリン・ゼータ・ガンダム

ジェームズ・スロウィッキー『「みんなの意見」は案外正しい』 さらに言えば、だいたいにおいて過激派のほうが穏健派より自分の正しさを確信しているし、 頑固なので、議論を重ねると集団全体は極端な方向に引っ張られがちだ。 案外面白い本。2002年のワ…

ルパン、泥棒、ジュネ

フランス文学は”泥棒”で イギリス文学は”探偵”(シャーロック・ホームズ)? 27日、健康診断で市ヶ谷に行ったら 防衛庁があった。 三島由紀夫事件の現場だろう。 柄谷行人氏のNAMは 三島由紀夫のような”決起”だったとも思えるが 冷笑した人も多かった。 2…

柄谷行人を解体するXIII

http://academy4.2ch.net/test/read.cgi/philo/1143949831/ 柄谷行人を解体するXIII 1 :考える名無しさん:2006/04/02(日) 12:50:31 karataniweb http://www.kojinkaratani.com/ 柄谷行人を解体する http://mkt.3w.to/ KARATANI-B http://homepage3.nifty.c…