柄谷行人を解体する

批評家・柄谷行人を―カント、マルクスを視軸にして―読む

2011-05-01から1ヶ月間の記事一覧

5月27日、祖母が亡くなりました。

旭川で葬儀があり、私が喪主の代理を務めました。昨日、バスで出かけようとしたら 亡くなった母と祖母が御世話になった のなか園のバスが通り過ぎて行きました。

ル・コルビュジエ

タバーン・オン・ザ・グリーンはレストランで 2003年1月にニューヨークに行った時、 数日後に宮崎駿の「千と千尋の神隠し」が受賞作となる 映画祭の会場になると知り、食事に行ったと思う。 アンソニー・フリント『ジェイコブズ対モーゼス ニューヨーク都市…

統制的理念

ジャン=リュック・ナンシー『限りある思考』(法政大学出版局) みずからの起源であり、みずからの終末を我が物とするような自己(そのような自己はヘーゲル的〈自己〉であり、また哲学的〈自己〉一般である、もしくはそのように見える。たとえ哲学的〈自己…

布袋寅泰さんから

_HOTEI 最高! RT @sasaki_makoto: @_HOTEI 代々木の開演前に流れたDRAGON ASHのDREAMIN'ヤバいですね!彼らは才能ありますね。全く違った歌ものになっていて。前奏・後奏のレゲエ調も面白い。 約1時間前

無限定と無限

ジャン=リュック・ナンシー『限りある思考』(合田正人訳、法政大学出版局) 形式もしくは輪郭、それは限界づけであり、限界づけには美に関わることがらなのだが、逆に、無限定なもの、それは崇高に関わることがらである。 無限定なものは無限と混同しては…

大江健三郎、明治神宮、布袋寅泰

19日、図書館に寄贈。 八木雄二『天使はなぜ堕落するのか』(春秋社) 借りて来た。 『マルクス・コレクションI』(筑摩書房) ジャン=リュック・ナンシー『限りある思考』(法政大学出版局) 岡田温司『ジョルジョ・モランディ』(平凡社新書) ウリオール…

アリストテレスはデモクリトスに言及している

ディオゲネス・ラエルティオス『ギリシア哲学者列伝』(加来彰俊訳、岩波文庫)九巻四四 デモクリトスはこのように考える。万有の原理(アルケー)は原子と空虚である。他のすべてのものは、考えられただけのもの、信じられただけのものにすぎない。九巻四〇…

反原発デモ 2011年6月11日(土)

6・11(土)、全国一斉100万人デモへ。 長池評議会(東京) http://toudenmaeaction.blogspot.com/ http://blog.goo.ne.jp/uhi36845-002/e/019043f8f72f317980d0c1a85391a5b7 5月21日(土) 15:00〜 アサダ・アキラ・アカデミア 平倉圭『ゴダール・ソシアリ…

中国はチベットを迫害しているか

汪暉『世界史のなかの中国』(青土社)*本文章は、丸川哲史氏が作者に対して行った訪問インタビューの記録を整理修正したものである。このインタビューは『開放時代』雑誌社と丸川哲史氏の要求に応じて実現した。草稿については、孫歌、丸川哲史、王中忱、…

【原子炉という】柄谷行人37【天皇の下で】

http://mimizun.com/log/2ch/philo/1305460404/ 【原子炉という】柄谷行人37【天皇の下で】 1 :鉄腕アトム:2011/05/15(日) 20:53:24.96 0 原発とかけてNAMととく。 その心は? 啓蒙運動と似せた営業活動w 商店街の煙草屋のおばちゃん says / ノノ ノノノ …

汪暉『世界史のなかの中国』

汪暉『世界史のなかの中国』(青土社) 池上善彦氏、鈴木将久氏、丸山哲史氏、石井剛氏、羽根次郎氏に感謝する。 二〇〇八年八月二六−二七日には、若林千代氏、岡本由紀子氏、上間かな恵氏等の琉球の方々が北京を訪問され、丸川哲史氏の手配の下、北京や広州…

プラトンは唯物論を批判したか

中沢新一の『はじまりのレーニン』(岩波現代文庫)によれば、 プラトンはデモクリトスとその原子論=唯物論を隠蔽したという。 マルクスは1841年の 「デモクリトスの自然哲学とエピクロスの自然哲学との差異」で デモクリトスの唯物論に注目したのだろうか…

プラトン『法律』

プラトン『法律 上』(森進一・池田美恵・加来彰俊訳、岩波文庫)そのようなことをすれば、神である分配の籤も、立法者も、諸君の味方にはならないであろう。そして各階級から一八〇人ずつを選んだあとで、さらに籤によってその半数を選び、資格審査をした上…

ビンラディンはアメリカによる原爆投下を批判していたようだが

ウィザーズ。ガレキ撤去後のグラウンドゼロに行ったが、近くの地下鉄の階段の隅に塵が詰まってたようだ。「WORLD TRADE CENTER」という看板もあった。 posted at 13:13:1289年から何度か栗本慎一郎氏と話をした事がある。2001年12月、栗本「ビンラディンは知…

昨日の明日の神話

レベッカ・ソルニット『災害ユートピア』(亜紀書房)災害の起きている瞬間には利他主義が優勢だが、それに続くのは、時にスケープゴート探しだ。そのような災害後の出来事の最も非道きわまりない例は、一九二三年九月一日正午に日本の中央部分を襲った関東…

5.7 原発やめろデモ!!!!!!!

柄谷行人夫妻、高澤秀次、丸川哲史、奥泉光、渡部直己、絓秀実、市川真人、 飛弾さんと言った方々が来ていたようだ。僕は長池評議会第3の男?になってしまい 「原発をとめろ」というプラカードを首にかける事に。 飛弾さん「僕も情報流したらササキマコトに…

5月5日「大江健三郎の文学を考える」シンポジウム

大江健三郎私が文化勲章を辞退したのは、民主主義に勝る権威や価値観があることを私は認めないからです。これは極めて単純で、非常に重要な事です。 許金龍「「王殺し」:絶対天皇制社会の倫理との対決 ――大江健三郎が『水死』において追及した時代精神の分…

反原発デモへの参加の呼びかけ 2011年5月5日1:18

このメールは、これまでに長池講義に参加、または申し込まれた方々にお送りしています。長池講義では、このたびの東日本大震災による原発被災状況を深刻に受け止め、長池評議会の名において、講師を中心にした反原発のための抗議デモ行動を行っていますが、…

柄谷行人「地震と日本」

柄谷行人 「地震と日本」 で曰く 『現代思想』2011、5 ・・・・・・・地震がもたらしたのは、日本の破滅ではなく、新生である。おそらく、人は廃墟の上でしか、新たな道に踏み込む勇気を得られないのだ。 http://natsuuguis.exblog.jp/13488885 アレク…

神中心主義から人間中心主義へ

ツヴェタン・トドロフ『未完の菜園 フランスにおける人間主義の思想』 (内藤雅文訳、法政大学出版局) ルネサンスと時を同じくして、天動説から地動説へと移りかわり、われわれの地球は宇宙の中心から締め出されたのだが、その一方で、人間的事象の次元でも…