柄谷行人を解体する

批評家・柄谷行人を―カント、マルクスを視軸にして―読む

2007-06-01から1ヶ月間の記事一覧

前園や華原朋美のように

96年3月、サンタモニカ(hideがいたかもしれない)から バスでビバリーヒルズに行った時 (その前に同路線のバス・ジャックを描いた 映画「スピード」を見ていたら乗ってなかった)、 華原朋美「I'm proud」のビデオ撮影が 屋上で行われたビルの近くを通…

季刊at(あっと)8号

・ 8号は総力を上げた<フェアトレードの現在>特集です。 第二次大戦後、数世紀来の植民地本国であった欧米諸国で、フェアな南北貿易(トレード)を実行する運動が生まれました。日本でも20年ほど前に誕生し、フェアトレード=オルタナティブトレードが…

ナポレオンの弟・ジェロム

フロイト『自序・精神分析』(生松敬三訳、みすず書房)私は自己保存と種族保存とをエロスの概念のもとに総括し、これと、静かに働きつづけている死の欲動あるいは破壊活動とを対立させた。この欲動は、ごく一般的に、生きているもののもつ一種の弾性、かつ…

「結んでひらいて」作曲・ルソー

竹内成明「解説 『言語起源論』『発音について』」 『ルソー全集 第十一巻』(白水社) それ(スタロバンスキー)に対してデリダは、次の三点をあげて反論する。(A) ルソーは『言語起源論』でも「憐れみの情は、人間の心に生まれつきそなわっているものだが…

土浦・みょうがやで鯛の釜飯

ルソー「言語起源論−あわせて旋律と音楽的写生について論ず」 『ルソー全集 第十一巻』(竹内成明訳、白水社) 文字は、言語を固定するもののように思われるが、じっさいにはそれを変質させているのである。語を変えるのではないが、その本質を変えてしまう…

ベルクソンの動くもの

我孫子・ライフ、カップヌードル75円。 録画していたNHKの宮崎駿の番組を見た。 クラリスと色違いのシトロエンは 72年頃から乗っているものだろうか (87年頃、「となりのトトロ」か「魔女の宅急便」を製作中の 吉祥寺のスタジオ・ジブリを訪ねた時、駐…

猪瀬直樹氏は92年のツイン・ピークスのイベントで見ましたか

栗本慎一郎氏のトーク・イベントでも話を聴いたと思う。 「ミカドの肖像」、「ペルソナ」は面白かったですね。 今度、市ヶ谷の防衛省を見学しようと思ってます。 森理世 http://myblog.ask.jp/muj_riyo_mori/ カント「世界市民という視点からみた普遍史の理…

世界共和国あるいはアソシエーション

カント『実践理性批判』汝の意志の格率が、つねに同時に普遍的な立法の原理とみなされるように行動せよ。 カント『人倫の形而上学の基礎づけ』汝は汝の人格ならびにあらゆる他人の人格における人間性をつねに同時に目的として使用し、決して手段としてのみ使…

ナポレオンが好きだったヘーゲル

ヘーゲル『法・権利の哲学』序論 第三三節 そして、倫理はさらに次のように段階的に区分される。 第一は直接的自然的な倫理のあり方=家族。 第二は分裂と現象における倫理のあり方=市民社会。 第三は特殊的であるとともに、普遍的かつ客観的な倫理のあり方…

京王線準特急でiPod

2年前の4月、転職活動中に六本木ヒルズ37Fの グッドウィル・エンジニアリングに面接に行きましたが、 グッドウィルの受付は鏡貼りで、応接フロアには 金の大きなオブジェがありました。 その後、デスティニーズ・チャイルドの武道館ライブに。ジュリア…

マラルメ「詩の危機」『マラルメ全集』第二巻(筑摩書房)

現代における一つの否定し得ない欲望とは、言葉(パロール)の示す二重の状態を、謂わば、それぞれが相異る別個の職権を持つことを考慮して、とでもいう風に、分離するということである。言葉には、一方に未加工の儘の、換言すれば、直接的な状態と、他方に…

マルチチュードとは群像のことだったのか

小笠原弘親「精神的・集合的団体」『ルソー 社会契約論入門』(有斐閣新書)個々人から成る群集(multitude)は単一の意志をもちえず、そこには個人と同数の意志が存在するのみである。

本日の紀伊国屋ホール

李寧熙『もう一つの万葉集』(文春文庫) 古朝鮮、夫余、辰国などの韓国の古代国家は、紀元前数世紀から鉄器文化を花咲かせ、これらの国の人達は温暖で豊饒な土地を求めて根気強く南進、紀元元年前に、百済と新羅、伽耶を韓半島南部に建国し、その余勢をかっ…

前田英樹『言葉と在るものの声』(青土社)

第一章 物、心、言語の三つの関係について 1 〈物〉が在ること 2 〈心〉が在ること 3 〈言語〉が在ること 4 二つの潜在性と二つの現働化 第二章 記号と「実相」 1 パースと記号の存在 2 声字実相ということ 3 在るものの声に聞き入る 第三章 生の二重…