柄谷行人を解体する

批評家・柄谷行人を―カント、マルクスを視軸にして―読む

2011-03-01から1ヶ月間の記事一覧

KARATANI KOJIN COLLECTION(韓国語)

http://book.interpark.com/display/collectlist.do?_method=ListSeriesBook&sc.dispNo=001&sc.shopNo=0000400000&sc.seriesNo=32626세계공화국으로 (양장) : Karatani Kojin collection 1 [가라타니 고진 컬렉션 시리즈 1] 가라타니 고진(Karatani Kojin) …

共産主義は輝かしい未来を与えてくれるか

ツヴェタン・トドロフ『越境者の思想 トドロフ,自身を語る』(小野潮訳、法政大学出版局)彼(ロマン・ヤコブソン)はパリにやってくると――彼はよくパリに来ていました――ホテルか、あるいは精神分析家ラカンの前妻であるシルヴィア・ラカンの家に滞在してい…

現代思想 2011年5月号 緊急特集=東日本大震災

http://www.seidosha.co.jp/index.php?%C5%EC%C6%FC%CB%DC%C2%E7%BF%CC%BA%D2 観測史上最大級の揺れが東北を襲った。東北地方太平洋沖地震と呼ばれるその地震は、大津波をもたらし、原発事故までをも引き起こした。自然災害を前に思想は有効なのだろうか? …

不気味なもの

ルソー「社会契約論」『ルソー全集 第五巻』(作田啓一訳、白水社)この語によって、私は一般意志――つまり法律――によってみちびかれるすべての政府を意味している。 フロイト『ドストエフスキーと父親殺し/不気味なもの』(中山元訳、光文社古典新訳文庫)…

アンダーグラウンド

1755年11月1日 リスボン地震 1766年 カント『形而上学の夢によって解明された視霊者の夢』 スヴェーデンボリは聖書中に予言された「最後の審判」を1757年に目撃した、と主張した。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A8%E3%83%9E%E3%83%8C%E3%82%A8%E3%83…

How Catastrophe Heralds a New Japan By KOJIN KARATANI

http://www.counterpunch.org/karatani03242011.htmlMarch 24, 2011"It's not Japan's demise that the earthquake produced, but rather the possibility of its rebirth." How Catastrophe Heralds a New Japan By KOJIN KARATANII was on the streets of …

プラトン『国家 下』(藤沢令夫訳、ワイド版岩波文庫)

「そこで、思うに、貧しい人々が闘いにかって、相手側の人々のうちのある者は殺し、あるものは追放し、そして残りの人々を平等に国制と支配に参与させるようになったとき、民主制というものが生まれるのだ。そして大ていの場合、その国における役職は籤で決…

否定的なものにとどまる

ジル・ドゥルーズ、フェリックス・ガタリ『千のプラトー 資本主義と分裂症 中』 (宇野邦一・小沢秋広・田中敏彦・豊崎光一・宮林寛・守中高明訳、河出文庫) まず地層にとらえられてしまい、単に相対的な、または絶対的であっても否定的なものにとどまる脱…

『日本沈没』1973/2006

73年に映画『日本沈没』を見て 海底・地震のシーン、列島が沈んで行くシーン、 民族離散となった日本人たちが大陸の列車に乗るラストシーン、 藤岡弘(仮面ライダー)、小林桂樹(田所)、いしだあゆみ、 竹内均(学者)が印象的だった。 首相は丹波哲郎だっ…

柄谷行人を解体する36

http://mimizun.com/log/2ch/philo/1300581665/ 柄谷行人を解体する36 1 :枝野”ジャック・バウアー”官房長官:2011/03/20(日) 09:41:05.66 0 KOJIN KARATANI http://www.kojinkaratani.com/ KARATANI-B http://homepage3.nifty.com/karatani-b 柄谷行人書誌…

ドゥルーズ千の文学

宇野邦一・芳川泰久・堀千晶編 せりか書房 ミシェル・フーコー編『ピエール・リヴィエール 殺人・狂気・エクリチュール』 (慎改康之・棚瀬宏平・千條真知子・八幡恵一訳、河出文庫)は 19世紀にフランスで起きたリヴィエール事件 (母・妹・弟を殺害)につ…

柄谷行人文集(中国語)

http://book.douban.com/search/%E3%80%90%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%80%91%E6%9F%84%E8%B0%B7%E8%A1%8C%E4%BA%BA作为隐喻的建筑(隠喩としての建築) 柄谷行人 / 应杰 / 中央编译出版社 跨越性批判 : 康徳与马克思(トランスクリティーク:カントとマルクス) …

イソノミアと民主主義の現在 柄谷行人×山口二郎

■中間団体の弱体化 ■「自由なのは選挙の間だけ」 ■デマゴーグの登場 ■資本主義経済の限界 ■デモクラシーの危険性 ■アソシエーションは一国だけでは成り立たない 文學界 2011年4月号 世界史のなかの中国 文革・琉球・チベット 汪暉 石井剛+羽根次郎=訳 青土…

レベッカ・ソルニット『災害ユートピア』(亜紀書房)

プロローグ――地獄へようこそ 第1章 ミレニアムの友情:サンフランシスコ地震 第2章 ハリファックスからハリウッドへ――大論争 第3章 カーニバルと革命――メキシコシティ大地震 第4章 変貌した都市:悲嘆と栄光のニューヨーク 第5章 ニューオリンズ――コモ…

第八回 長池講義 柄谷行人、丸川哲史 中国の左翼について

先史時代、中国大陸・朝鮮半島の人々は 地震が多い日本に渡ろうとしなかったのではないか。 最初に静岡・有度サロンに行った時 電話をくれた仙台の親戚が心配だ。 1911年 辛亥革命 1917年 ロシア革命 1923年 関東大震災 2010年12月 浅田彰「『1Q84』は村上春…

資本=ネーション=ステートをどう超えるか

柄谷行人、師曾志、尹亨根、百永端 『世界』別冊 新冷戦ではなく、共存共生の東アジアを 国家主義と資本主義を超える東アジアの構想 http://www.iwanami.co.jp/sekai/2011/ex/816/218.html 川崎哲 http://kawasakiakira.at.webry.info/201103/article_3.html…

崖の上の宗助

『小島信夫批評集成8 漱石を読む』(水声社)『それから』の二人が、宗助とお米と名前を変えて現われたといってもよい『門』では、そ知らぬ顔をしているがかつての事件はまだ夫婦の中では忘れられていなくて呼びよせられるように、お米の夫だった男が、彼ら…

イソノミアと民主主義の現在 柄谷行人×山口二郎

文學界 2011年4月号 http://www.bunshun.co.jp/mag/bungakukai/

大澤信亮の価値

日蓮宗の本山という藻原寺がある茂原に住み 網野義彦を読むと日蓮に興味を持つようになった。 安房鴨川出身で 生涯幕府を批判し続けた日蓮は柄谷行人のようだ。 日蓮は蝦夷地に関心があったようだし 弟子の日持は北海道から大陸に渡ったという。 図書館でそ…

karatanibiblio @ ウィキ 柄谷行人書誌

http://www23.atwiki.jp/karatanibiblio/

誕生と反復

92年、僕はツアー中に誕生日がいいなと思い 第2回ツインピークス・ツアーを申し込んだら 高城剛、川勝正幸さんらと一緒になった。 今年の誕生日3月1日。渋谷パルコに『述4』がなく 高城剛『私の名前は高城剛。住所不定、職業不明。』(マガジンハウス) …

第八回 長池講義 開催情報

会 場 : 長池公園自然館 東京都八王子市 日 時 : 2011年3月12日土曜日 13:00〜17:00 講 師 : 柄谷行人、丸川哲史 テ ー マ : 中国の左翼について http://web.nagaike-lecture.com/?eid=1406698丸川哲史 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%B8%E5%B7%9D…