柄谷行人を解体する

批評家・柄谷行人を―カント、マルクスを視軸にして―読む

2011-03-08から1日間の記事一覧

崖の上の宗助

『小島信夫批評集成8 漱石を読む』(水声社)『それから』の二人が、宗助とお米と名前を変えて現われたといってもよい『門』では、そ知らぬ顔をしているがかつての事件はまだ夫婦の中では忘れられていなくて呼びよせられるように、お米の夫だった男が、彼ら…