柄谷行人を解体する

批評家・柄谷行人を―カント、マルクスを視軸にして―読む

2008-01-01から1年間の記事一覧

『世界共和国へ』に関するノート(10) 権力論 柄谷行人

IV 貨幣の権力(承前) IV−4 世界貨幣 IV−5 貨幣の資本への転化 IV−6 資本と国家 V 貨幣様式Dの「力」 V−1 共同寄託と互酬 V−2 抑圧されたものの回帰at14号

ノーリツの給湯器が凍結で壊れて修理代32130円

山極寿一『暴力はどこからきたか』(NHKブックス)キューブリックはそこで(『2001年宇宙の旅』)、武器とともに新たな人間性が生まれ、そのために審判のときを迎えていることを描きたかったのだろう。 パウンドストーン『選挙のパラドクス』(青土社…

イラン、背反する民の歴史

ハミッド・ダバシ 田村美佐子・青柳伸子訳 近代イラン200年の歴史を丹念に追い、西欧からの視線によっ て捏造された被植民国の歴史、「近代性」と「伝統」との対立とい う幻を払拭する、政治/文化史の決定版。柄谷行人推薦! 作品社 http://www.tssplaza.co…

季刊at(あっと) 14号

〈大特集〉世界恐慌と農民・労働者の活路 ―生活防衛策としての21世紀型「労農連帯」をめざして― 底の見えない大不況の波は全世界を覆っている。日本社会でも急拡大してきた格差が更に大きなものになるだろう。不正規・正規を問わず、労働者の失業と賃金の…

紫式部日記 日本紀の御局

この式部の丞といふ人の、童にて書読み侍りしとき、聞きならひつつ、かの人は遅う読みとり、忘るるところをも、あやしきまでぞさとく侍りしかば、書に心入れたる親は、「口惜しう。男子にて持たらぬこそ、幸なかりけれ」とぞ、常になげかれ侍りし。(松村誠…

国家と資本が生み出した「宗教」 〔評〕柄谷行人(評論家)

http://book.asahi.com/review/TKY200812090090.html■芸術崇拝の思想 政教分離とヨーロッパの新しい神 松宮秀次〔著〕白水社・3360円朝日新聞 2008年12月7日

日本精神分析をめぐって 柄谷行人・若森栄樹・石澤誠一

土曜、きこうでんみさとコミケや「頭文字D」の同人誌の話をして 同人誌=DJ=柄谷行人の引用と以前、考えた事を思い出した。 日曜、アキバ辺りと言っても専修大学。柄谷行人氏は以前のように 「漢字・仮名・片仮名の混用が日本語の類を見ない特徴である」 と…

野生のアノマリー スピノザにおける力能と権力

アントニオ・ネグリ 杉村昌昭・信友建志[訳] 作品社第1章 オランダという異形 第2章 スピノザ・サークルのユートピア 第3章 第一の創設 第4章 イデオロギーとその危機 第5章 体系の中断 第6章 野生の異形 第7章 第二の創設 第8章 現実の構成 第9章…

「権力」について 柄谷行人 高澤秀次

http://www.asahiculture-shinjuku.com/LES/detail.asp?CNO=34820&userflg=0朝日カルチャーセンター・新宿1/24 土 15:30-17:30 受講料 会員 3,360円 一般 3,990円講座内容 マルクスの著作のなかで十分には展開されておらず、難題中の難題とされてきた「権力…

柄谷以外全部中上

「お前は難しい事を言え、俺達は気合いでやる」 柄谷行人氏の早稲田の講演会場は そんな雰囲気だった。12月4日の西部邁氏の講演も見に来よう。 多分時間があるし大久保で買い物もしたい。休憩時間にすが秀実氏が近くに座っていた。 柄谷氏の講演は資料も…

批評を批評する 東京国立近代美術館

竹内あいがWATER POLEで作品を出したのは 柄谷行人が『世界共和国へ』を岩波新書で 出したようだと思った。 キレイなパッケージのシリーズに大物が登場。 「批評を批評する」というシンポジウムの会場は 東京国立近代美術館の地下。東京駅から東西線の大手町…

この綾波レイは宇多田ヒカルっぽい

「ヨブの書」六の二七 あなたがたはついには、孤児をくじで選んだり 自分たちの友人を軽く見たりするようになるだろう。 バトラー、スピヴァク『国家を歌うのは誰か?』(岩波書店) スピヴァク ハンナ・アーレントは無国籍を、国民国家の限界を示す徴候と捉…

デリダは間違っていて柄谷は正しいか

土曜、アキバで佐山愛のイベントの後、 新横浜からこだまの自由席、7号車(多分、禁煙)に乗った。静岡に着く時、近くで シルバーの折り畳み携帯電話で 「バスが間に合わない?タクシーにしよう」と 話しているのは柄谷行人氏だった。 一緒の女性は夫人らし…

柄谷 行人 日本精神分析再考

http://www.k4.dion.ne.jp/~lsj/congres.html 日本ラカン協会第8回大会 日時:2008年12月7日(日) 場所:専修大学神田校舎7号館731教室(3F) (〒101-8425 東京都千代田区神田神保町3-8) 交通: 営団地下鉄・神保町駅 徒歩3分 大会参加費 : 無料 ◎12月…

柄谷行人を解体する29

http://academy6.2ch.net/test/read.cgi/philo/1226578421/ 柄谷行人を解体する29 1 :原父:2008/11/13(木) 21:13:41 0 karataniweb http://www.kojinkaratani.com/ KARATANI-B http://homepage3.nifty.com/karatani-b Google http://www.google.co.jp/sear…

死ぬまでに絶対読みたい本

柄谷行人ヘロドトス『歴史』文藝春秋 2008年12月号http://www.bunshun.co.jp/mag/bungeishunju/index.htm

美術評論家連盟シンポジウム2008 《批評を批評する−美術と思想》

http://www.aicajapan.com/event/2008/symposium20081123.htm 日時: 2008年11月23日(日・祝) 13:30開場 14:00〜16:30 会場: 東京国立近代美術館 地下1階講堂 〒102-8322 東京都千代田区北の丸公園3 交通: 地下鉄東西線竹橋駅1b出口 徒歩3分 入場: 先着10…

ゲームやらないけどDSi

今、プルースト『失われた時を求めて2』(鈴木道彦訳、集英社)を 読んでるので、ちょっとネタがないのですが。 1、バンド(ボウイ、息子) ↓ 2、父殺し(氷室/布袋殺し、解散)(は無かった) ↓ 3、氏族社会(氷室京介/布袋寅泰ソロ活動) ↓ 4、市場…

日本人にAV女優では出来ない性教育をしたい

紅音ほたる、引退の理由。 長池講義のことをもう少し書きます。 山下範久氏の議論から、・ローマ帝国、清は一国で広大な地域を統一するという 構成的理念を持った帝国であった。・ヨーロッパは、中世から現代まで一国で統一される事はなかったが キリスト教…

第三回 長池講義

ポランニー的不安とは、栗本慎一郎に接近してしまう という事ではないらしい。 伊丹十三・吉良上野介、緒形拳・大石蔵之介の 「峠の群像」が僕にとって忠臣蔵として印象が強いと思っていたが、 今日のいとうせいこう、高澤秀次氏の浄瑠璃・歌舞伎の話題で 忠…

秋の特別企画「柄谷行人大講演会」

http://www4.rocketbbs.com/741/bbs.cgi?id=torakare&mode=res&no=381早大入学式不当逮捕弾劾!早大「政革」をぶっつぶせ! 秋の特別企画「柄谷行人講演会」 に集まろう 2008/11月27日木曜日:午後5時30分〜@早大本部キャンパス15号館301教室(問)柄谷行人講演…

有度サロン公開講座

『7年後』 磯崎新(建築家・磯崎アトリエ主宰) 11月9日(日)10:30 舞台芸術公園 稽古場棟「BOXシアター」 対談者=浅田彰(京都造形芸術大学大学院長) 11月16日(日)10:30 舞台芸術公園 稽古場棟「BOXシアター」 対談者=柄谷行人(評論家) 電話予約 SP…

長池講義に参加出来るというメール来ました

大江健三郎『取り替え子』(講談社) イタリアの映画祭で賞を得たコメディアン出身の監督が、受賞映画のプロモーションにアメリカに出かけて、おおいに受けたという、 ――吾良さんが屋上から下を見おろした時、私の受賞が背中をチョイと押したかもしれない、…

長池講義の連絡、来ないですね

大江健三郎の『取り替え子』(講談社)は 伊丹十三の死についての作品でした。

明日は23:54に滝川から特急ですね

カント「人倫の形而上学の基礎づけ」『カント全集 第七巻』(平田俊博訳、岩波書店) 汝の人格のうちにも他のすべての人の人格のうちにもある人間性を、汝がいつでも同時に目的として用い、けっしてただ手段としてだけ用いないように、行為せよ。 トドロフ『…

趣味・潮吹き、特技・潮吹きの紅音ほたるです

19日、紅音ほたるのイベントで 複数購入でクロスの浜崎りおのDVDを2枚買った。 浜崎りおの作品は数が多く、ジャック・デリダのようだ。風間ゆみがドゥルーズか。 10/25の新宿の浜崎りおに行けなくなりました。参加券を譲って欲しい方は19660301@infoseek.jp…

浜崎りおのオフ会で帰れなくなって大和のゲラゲラにいます

ルネ・ジラール『暴力と聖なるもの』(法政大学出版局) 宗教のない社会はない。なぜなら宗教がなければいかなる社会も存続することが不可能だからである。 ルネ・ジラールの議論を強調すると 栗本慎一郎氏の過剰−蕩尽論になる。 栗本慎一郎『パンツをはいた…

定本 日本近代文学の起源 岩波現代文庫

柄谷 行人■定価 1,260円(本体 1,200円 + 税5%)(未刊) ■2008年10月16日 ■ISBN978-4-00-600202-2 C0195 http://www.iwanami.co.jp/.BOOKS/60/5/6002020.html

なぜ戦うか、なぜ殺すか

石井慧 大和魂をもって天皇陛下のために戦いました。 ルネ・ジラール『暴力と聖なるもの』(法政大学出版局) ローレンツは『攻撃』(フラマリオン社、一九六八年)の中で、ある種の魚について語っているが、その種の魚は、ある種の縄張りを守って自分の習慣…

『蟹工船』では文学は復活しない

柄谷行人×黒井千次×津島佑子文学界 2008年11月号 http://www.bunshun.co.jp/mag/bungakukai/