柄谷行人を解体する

批評家・柄谷行人を―カント、マルクスを視軸にして―読む

2012-01-01から1年間の記事一覧

【前田敦子と】柄谷行人を解体する45【キリストの間で】

http://awabi.2ch.net/test/read.cgi/philo/1356661861/ 【前田敦子と】柄谷行人を解体する45【キリストの間で】 1 :秋元康@真の独裁者スペシャル:2012/12/28(金) 11:31:01.18 0 NAMを作った頃柄谷さんがよく文壇バーで酔い潰れては、 NAMの原理を考え出した俺は…

ブログの反復について

画面上部、タイトル下の広告が派手になって来たので メインのブログを以下に戻します。 http://blog.livedoor.jp/makorin2001/

閉じた社会、開いた社会

ベルクソン『道徳と宗教の二源泉』(岩波文庫) 実際、我々の文明社会もまた閉じた社会(societes closes)である。それは全人類という開いた社会(societe ouverte)のことであったか。 柄谷行人×松本哉「生活と一体化したデモは手強い」 『脱原発とデモ』…

福島のことを忘れてくれるな

高橋まこと×松本哉「福島のことを忘れてくれるな」 柄谷行人ほか『脱原発とデモ』(筑摩書房) 高橋 氷室(京介)や布袋(寅泰)みたいにドームで何かやって集めてっていうのとはまた別に、大口でなくても俺には俺のやれる範囲でやってる。 ベルクソン『道徳…

アイスランドと北アメリカ

以下も講演で話していて 移民後に書かれた文学として アメリカにおける独立宣言 日本における記紀万葉 と考えられるかと思った。 柄谷行人『哲学の起源』(岩波書店) その点から見て、イオニアのポリスを考えるのに参照例が二つある。一つは、一〇世紀から…

ここがロドスだ、ここで跳べ

アイソーポス(イソップ)寓話集「駄ぼらふき」 ここがロドスだ、ここで跳べ(サルトゥス)。 ヘーゲル『法の哲学』序文 ここにバラが、ここで踊れ。 カール・バルト "Der Romerbrief" 『ローマ書講解 上』(小川圭治・岩波哲男訳、平凡社ライブラリー) こ…

固有名イソノミア

柄谷行人は、古代ギリシャの文献で普通名詞だったイソノミア(均衡)を 固有名詞として強調している。柄谷によれば、ポパーの『開かれた社会とその敵』での 平等主義という言葉がイソノミアだと言っているようだが 今は確認出来ない。 ポパー『開かれた社会…

火の鳥としてのイソノミア

僕は、柄谷行人の『哲学の起源』のように 「アテネのデモクラシーに対して イオニアにはイソノミアと言われる個人の自由があった」 と主張する事は困難だと思っている。以前、キューブリックが各時代を描いた作品群 『スパルタカス』『2001年宇宙の旅』『ア…

橋下徹の絶大な人気

宮崎学『「自己啓発病」社会』(祥伝社新書)このようなあきらめ感、無力感といったものが、政治的アパシー(apathy 無気力、無感動)となって現われているのも事実である。大阪から広がった橋下徹の絶大な人気などはその典型であろう。 山口(二郎)は小泉…

柄谷行人ほか『脱原発とデモ─そして、民主主義』筑摩書房

柄谷行人ほか『脱原発とデモ─そして、民主主義』筑摩書房柄谷行人 デモで社会は変わる(2011年9月11日) 柄谷行人 デモは手段ではない 対談 柄谷行人×松本哉 生活と一体化したデモは手強い(2012年6月4日) 柄谷行人起草 7・1「野田やめろデモ…

宮崎学『「自己啓発病」社会』祥伝社新書

宮崎は一見ジャーナリスティックですが面白いです。近代日本人の上昇志向の分析から勝間和代、茂木健一郎への批判まで。柄谷がただ知人だから書評した訳ではない感じがしました。 宮崎学『「自己啓発病」社会』祥伝社新書 また、年間ベストセラーを見渡して…

柄谷行人『哲学の起源』購入

昨日、渋谷パルコで購入。柄谷行人『哲学の起源』(岩波書店) 柄谷行人ほか『脱原発とデモ─そして、民主主義』(筑摩書房) エルンスト・ブロッホ『希望の原理 第一巻』(白水社) ショーン・エリス、ペニー・ジューノ『狼の群れと暮らした男』(小牟田康彦…

11.11反原発1000000人大占拠

16:30頃、雨の日比谷公園に着いた。 associations.jpの方々に会った。 10/13の日比谷野音にも来ていたという。柄谷行人氏は11月まで北京清華大学で連続講義、その後、上海などで講演、12月に帰国するそうです。

絶対の自由

ゴーガルテンは佐藤優が講演で言及していたが 「無宗教だ、物語が終わったと考える事は危険だ。 そう思っている人間ほど簡単に物語に呑み込まれてしまう」 という趣旨だろうか。 オウム事件もちょうどNHKの番組を見た所だった。 『世界宗教史8』(エリアー…

時間性の非連続的でポリリズム的な本性

ポール・ド・マン「ジェルジ・ルカーチの『小説の理論』」 『盲目と洞察』(月曜社)これが時間性の非連続的でポリリズム的な本性を顕わにする。

仮象と観念

ナウマンは任那や白村江の戦について書いているようだ。 以前、任那日本府=ブルターニュ、日本=ブリテンかと考えた。 ネリー・ナウマン「神道と民族宗教」『世界宗教史8』(エリアーデ原案、ちくま学芸文庫) ちょうどこの時代、日本の中心であったヤマト…

女主君の祭祀

意外に、阿蘇山と高千穂は近くにあり、共に九州の南部というよりやや北部にある。桜島とゴッチャになっていた 阿蘇山 - Google マップ https://maps.google.co.jp/maps?q=%E9%98%BF%E8%98%87%E5%B1%B1&oe=utf-8&aq=t&rls=org.mozilla%3Aja%3Aofficial&hl=ja&…

ダホメ王国の祖先祭儀

slitsandfrills エリアーデ面白いですか?読んでみたいけど機会なく…。@sasaki_makoto 2012年11月3日 - 20:2621時間 sasaki_makoto @slitsandfrills 「世界宗教史」は面白いですよ。最初、博識に驚きました。歴史、人類学の知見を総動員という感じで。近代で…

台湾への定住

『世界宗教史7 諸世界の邂逅から現代まで(上)』 (ミルチア・エリアーデ原案、奥山倫明・木塚隆志・深澤英隆訳、ちくま学芸文庫)ヴァルデマール・シュテーア「多様性と全体性――インドネシアの宗教」 あきらかに新石器時代の開始とともに、東南アジア群島…

預言者の誕生

エリアーデ "Histoire des croyances et des idees religieuses De Mahomet a l'age des Reformes" 『世界宗教史5 ムハンマドから宗教改革の時代まで(上)』(ちくま学芸文庫)預言者(ムハンマド)の誕生や幼少期のありさまは、かなり早い時期から、模範…

アキバに東浩紀、猪瀬直樹がいますね 2012年10月21日 - 15:35

昨日、アキバ。 北川エリカ、橘なお、美月優芽、さくら悠、2店舗。 エムズが終わってゲラゲラで休憩しようと歩いていたら 東浩紀、猪瀬直樹氏らがトークイベントをしていた。

新宿三丁目

ミルチア・エリアーデ『世界宗教史5 ムハンマドから宗教改革の時代まで(上)』 (鶴岡賀雄訳、ちくま学芸文庫)アイヌ人やギリヤーク人では撲殺した熊の魂を「もといた故郷」へと送り返す儀式を行う。三五四年、ローマ帝国内アフリカの小都市タガステに、…

「ヨハネによる福音書」

各福音書は、日本書紀の本文と一書というよりは 日本書紀と古事記の関係かもしれない。 『新約聖書』(新訳聖書翻訳委員会訳、岩波書店) 「ヨハネによる福音書」(小林稔訳)19 兵士たちが分けた衣服についての逸話 (マルコ一五24b、マタイ二七35-36、ルカ…

イエスの最期

新訳聖書の各福音書には重複した記述があり 日本書紀における本文と一書の関係のようだ (三種の神器は本文ではなく一書に出てくる)。 マルコによる福音書よりマタイによる福音書の方が エピソードが増えていて 後者になるほど日本書紀での本文に相当するの…

奇蹟伝承

イエスの奇蹟伝承で聖徳太子の片岡飢人伝説を思い出した。 聖徳太子(574年 - 622年) http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%81%96%E5%BE%B3%E5%A4%AA%E5%AD%90 「厩の前で生まれた」、「母・間人皇女は救世観音が胎内に入り、厩戸を身籠もった」などの太子出生…

10.13さようなら原発集会

昨日、大阪から15時頃、日比谷公園に着いた。 たんぽぽ舎の方はいたが associations.jpのノボリ、人々を見つける事が出来なかった。

beat crazy Presents Special Gig B.C. ONLY+1 2012 なんばHatch

@_HOTEI さらば青春の光、ボウイのナンバー、C'MON EVERYBODY歌いました!ベースを生かした曲多かったですね。まこっちゃんのドスドスドラムで布袋ソロ曲は印象が変わって面白かったです 2012年10月12日 - 0:18 『新約聖書』(新約聖書翻訳委員会訳、岩波書…

「マルコによる福音書」

「マルコによる福音書」『新約聖書』(佐藤研訳、岩波書店)表題(マタイ一1、およびルカ一1-4参照)1 1[神の子*]「イエス・キリスト*の福音*」の源。 浸礼者ヨハネの活動(マタイ三1-12、ルカ三1-17、ヨハネ一19-28)6そしてヨハネはらくだの毛ごろ…

松本哉・鹿島拾市「3.11以降の運動そして文化を語る」

厚木の会社で3月から派遣で仕事をしていたが 11月からパートになり、65歳まで仕事が出来るという。 水道橋、スペースたんぽぽ。 【associations.jp】連続トークイベント第一回 松本哉・鹿島拾市 「今、やっていること、今、言いたいこと、これからやってみ…

マルクス ”Die Deutsche Ideologie” (三木清訳)

マルクス "Die Deutsche Ideologie" (三木清訳)人は意識によって、宗教によって、その他好みのものによって、動物から区別せられ得る。自然は人に対して初め一の全然外的な、全能な、侵し難い力として対立する、……それは自然についての一の純粋に動物的な…