柄谷行人を解体する

批評家・柄谷行人を―カント、マルクスを視軸にして―読む

橋下徹の絶大な人気

宮崎学『「自己啓発病」社会』(祥伝社新書)

このようなあきらめ感、無力感といったものが、政治的アパシー(apathy 無気力、無感動)となって現われているのも事実である。大阪から広がった橋下徹の絶大な人気などはその典型であろう。

 山口(二郎)は小泉純一郎を念頭に置いてのべているのであるが、これはそのまま橋下にも当てはまるのではないか。

また、メディアも完全に橋下寄りであった。結局、彼を多く取り上げたメディアが、橋下に有利な世論を形成してしまったのである。