柄谷行人を解体する

批評家・柄谷行人を―カント、マルクスを視軸にして―読む

2012-11-01から1ヶ月間の記事一覧

橋下徹の絶大な人気

宮崎学『「自己啓発病」社会』(祥伝社新書)このようなあきらめ感、無力感といったものが、政治的アパシー(apathy 無気力、無感動)となって現われているのも事実である。大阪から広がった橋下徹の絶大な人気などはその典型であろう。 山口(二郎)は小泉…

柄谷行人ほか『脱原発とデモ─そして、民主主義』筑摩書房

柄谷行人ほか『脱原発とデモ─そして、民主主義』筑摩書房柄谷行人 デモで社会は変わる(2011年9月11日) 柄谷行人 デモは手段ではない 対談 柄谷行人×松本哉 生活と一体化したデモは手強い(2012年6月4日) 柄谷行人起草 7・1「野田やめろデモ…

宮崎学『「自己啓発病」社会』祥伝社新書

宮崎は一見ジャーナリスティックですが面白いです。近代日本人の上昇志向の分析から勝間和代、茂木健一郎への批判まで。柄谷がただ知人だから書評した訳ではない感じがしました。 宮崎学『「自己啓発病」社会』祥伝社新書 また、年間ベストセラーを見渡して…

柄谷行人『哲学の起源』購入

昨日、渋谷パルコで購入。柄谷行人『哲学の起源』(岩波書店) 柄谷行人ほか『脱原発とデモ─そして、民主主義』(筑摩書房) エルンスト・ブロッホ『希望の原理 第一巻』(白水社) ショーン・エリス、ペニー・ジューノ『狼の群れと暮らした男』(小牟田康彦…

11.11反原発1000000人大占拠

16:30頃、雨の日比谷公園に着いた。 associations.jpの方々に会った。 10/13の日比谷野音にも来ていたという。柄谷行人氏は11月まで北京清華大学で連続講義、その後、上海などで講演、12月に帰国するそうです。

絶対の自由

ゴーガルテンは佐藤優が講演で言及していたが 「無宗教だ、物語が終わったと考える事は危険だ。 そう思っている人間ほど簡単に物語に呑み込まれてしまう」 という趣旨だろうか。 オウム事件もちょうどNHKの番組を見た所だった。 『世界宗教史8』(エリアー…

時間性の非連続的でポリリズム的な本性

ポール・ド・マン「ジェルジ・ルカーチの『小説の理論』」 『盲目と洞察』(月曜社)これが時間性の非連続的でポリリズム的な本性を顕わにする。

仮象と観念

ナウマンは任那や白村江の戦について書いているようだ。 以前、任那日本府=ブルターニュ、日本=ブリテンかと考えた。 ネリー・ナウマン「神道と民族宗教」『世界宗教史8』(エリアーデ原案、ちくま学芸文庫) ちょうどこの時代、日本の中心であったヤマト…

女主君の祭祀

意外に、阿蘇山と高千穂は近くにあり、共に九州の南部というよりやや北部にある。桜島とゴッチャになっていた 阿蘇山 - Google マップ https://maps.google.co.jp/maps?q=%E9%98%BF%E8%98%87%E5%B1%B1&oe=utf-8&aq=t&rls=org.mozilla%3Aja%3Aofficial&hl=ja&…

ダホメ王国の祖先祭儀

slitsandfrills エリアーデ面白いですか?読んでみたいけど機会なく…。@sasaki_makoto 2012年11月3日 - 20:2621時間 sasaki_makoto @slitsandfrills 「世界宗教史」は面白いですよ。最初、博識に驚きました。歴史、人類学の知見を総動員という感じで。近代で…