柄谷行人を解体する

批評家・柄谷行人を―カント、マルクスを視軸にして―読む

「マルコによる福音書」

「マルコによる福音書」『新約聖書』(佐藤研訳、岩波書店

表題(マタイ一1、およびルカ一1-4参照)

1 1[神の子*]「イエス・キリスト*の福音*」の源。

 浸礼者ヨハネの活動(マタイ三1-12、ルカ三1-17、ヨハネ一19-28)

6そしてヨハネはらくだの毛ごろもを着、その腰には皮の帯を締め二、いなごと野蜜とを食べていた。

二 王下一8のエリヤの服装に似る。もっとも、当時の遊牧民に共通した服装でもある。

 シモンの姑の癒し(マタイ八14-15、ルカ四38-39)

31そこで彼は近寄って行き、手をつかんで彼女を起こした。すると彼女から熱が去った。

 夕べの癒し(マタイ八16-17、ルカ四40-41)

34そこで彼は、さまざまな病を患っている多くの者たちを治し、また多くの悪霊どもを追い出した。

 らい病人の癒し(マタイ八1-4、ルカ五12-16)

41するとイエスは、腸がちぎれる想いに駆られ、その手を伸ばして彼に触り、彼に言う、「もちろんだ、清くされなさい」。42するとすぐに、彼かららいが去り、彼は清められた。

 中風患者の癒しと論争(マタイ九1-8、ルカ五17-26)

2 11「私はあなたに言う、起きなさい、あなたの寝床を担ぎなさい、そしてあなたの家に行きなさい」。12すると彼は起き上がり、すぐに寝床を担いで、皆の前から出て行った。

 徴税人たちとの食事に関する論争(マタイ九10-13、ルカ五29-32)

16するとファリサイ人たちの律法学者らが、彼が罪人や徴税人と食事をしているのを見て、彼の弟子たちに言うのであった、「なぜ彼は、徴税人どもや罪人らと共に食事などをするのか四」。17そこでイエスは〔これを〕聞いて彼らに言う、「丈夫な者らに医者はいらない、いるのは患っている者たちだ。私は『義人』どもを呼ぶためではなく、『罪人』たちを呼ぶために来たのだ」。

四 律法遵守を是とする人々は、「罪人」との共食を避けていた。


柄谷行人が最近、共食の重要性を強調している事と
佐藤優大澤真幸松本哉、二木信と交流がある事を思い出した。