柄谷行人を解体する

批評家・柄谷行人を―カント、マルクスを視軸にして―読む

2008-12-14から1日間の記事一覧

紫式部日記 日本紀の御局

この式部の丞といふ人の、童にて書読み侍りしとき、聞きならひつつ、かの人は遅う読みとり、忘るるところをも、あやしきまでぞさとく侍りしかば、書に心入れたる親は、「口惜しう。男子にて持たらぬこそ、幸なかりけれ」とぞ、常になげかれ侍りし。(松村誠…