柄谷行人を解体する

批評家・柄谷行人を―カント、マルクスを視軸にして―読む

プラトン『国家 下』(藤沢令夫訳、ワイド版岩波文庫)

「そこで、思うに、貧しい人々が闘いにかって、相手側の人々のうちのある者は殺し、あるものは追放し、そして残りの人々を平等に国制と支配に参与させるようになったとき、民主制というものが生まれるのだ。そして大ていの場合、その国における役職は籤で決められることになる」