柄谷行人を解体する

批評家・柄谷行人を―カント、マルクスを視軸にして―読む

前田英樹『言葉と在るものの声』(青土社)

第一章 物、心、言語の三つの関係について
1 〈物〉が在ること
2 〈心〉が在ること
3 〈言語〉が在ること
4 二つの潜在性と二つの現働化
第二章 記号と「実相」
1 パースと記号の存在
2 声字実相ということ
3 在るものの声に聞き入る
第三章 生の二重性と言語の二重性
1 生が二重であること
2 言語が二重であること
3 生ち言語の並行関係