柄谷行人を解体する

批評家・柄谷行人を―カント、マルクスを視軸にして―読む

昨日の明日の神話

sasaki_makoto2011-05-08

レベッカ・ソルニット『災害ユートピア』(亜紀書房

災害の起きている瞬間には利他主義が優勢だが、それに続くのは、時にスケープゴート探しだ。そのような災害後の出来事の最も非道きわまりない例は、一九二三年九月一日正午に日本の中央部分を襲った関東大震災のあとに見られた。

アナキストたちが災害に乗じて政府の転覆を狙うのではないかと恐れた憲兵隊は、アナキスト作家の大杉栄と六歳の甥、さらに恋人の伊藤野枝を連行し、三人を殴殺、遺体を井戸に投げ捨てた。


昨夜、柄谷さんが教えてくれた副島隆彦氏のサイト。深く首肯できた。http://www.snsi.jp/tops/kouhou 5分前 webから
cooff 青山真治