柄谷行人を解体する

批評家・柄谷行人を―カント、マルクスを視軸にして―読む

2011-05-08から1日間の記事一覧

昨日の明日の神話

レベッカ・ソルニット『災害ユートピア』(亜紀書房)災害の起きている瞬間には利他主義が優勢だが、それに続くのは、時にスケープゴート探しだ。そのような災害後の出来事の最も非道きわまりない例は、一九二三年九月一日正午に日本の中央部分を襲った関東…