柄谷行人を解体する

批評家・柄谷行人を―カント、マルクスを視軸にして―読む

2011-05-23から1日間の記事一覧

無限定と無限

ジャン=リュック・ナンシー『限りある思考』(合田正人訳、法政大学出版局) 形式もしくは輪郭、それは限界づけであり、限界づけには美に関わることがらなのだが、逆に、無限定なもの、それは崇高に関わることがらである。 無限定なものは無限と混同しては…