柄谷行人を解体する

批評家・柄谷行人を―カント、マルクスを視軸にして―読む

宇多田ヒカルは坂口安吾を読むか?

sasaki_makoto2006-05-28

林淑美『昭和イデオロギー』(平凡社

 また「海行かば」は、大伴家持の歌に昭和十二年信時潔が曲をつけたもの。全文は、「海行か
 ば/水漬くかばね/山行かば/草むすかばね/大君の/辺にこそ死なめ/かへりみはせじ」。


万葉集」は明治時代から評価され
一般的に知られるようになったというし、
近代に政治的に利用された「記紀万葉」を
「古代のロマン」などと捉えるべきではない
のかもしれない。


柏の図書館から借りた「坂口安吾全集12」(ちくま文庫)を
去年12月の柄谷行人氏の講演会の帰りに丸の内線に忘れ、
新品を買って図書館に返しました。

宇多田ヒカルのチケットはローソンで取れたが買わず。