サンヒョガーの思想
FMの放送終了後、布袋さんに手渡した
村上龍の対談集は読んでもらえたかな。
ハンナ・アーレント『思索日記〓』
山師が思いつく突拍子もない理論にも行為にも、現実はほとんど抵抗しないように見える。
今年のワールドカップ・サッカーの決勝戦が行われる
ベルリンのオリンピック・スタジアムは
ヒトラーが世界で初めてPAを用いて(浅田彰氏による)
演説を行った場所だと思う。
「冬のソナタ」第5回のパーティの場面は非常に面白い。
サンヒョクの用事がミニョン、ユジンらが出席するパーティと
同じホテルである必然性が良く分からなかったが
複数の出来事が間近で同時進行する場面は映画的だった。
どこかで見たと思ったら、「ルパン三世」第1シリーズの
「エメラルドの秘密」と良く似ていると気付く。
気絶する(ふりの)女。
パーティに紛れ込む男。
銭形警部としてのサンヒョク。
ルパン、宝石に相当するのは…。
「ツイン・ピークス」においても、クーパーが
タキシードを着て「片目のジャック」に潜入する。
第9回以降は、サンヒョクが
チュンサン=ミニョンをいかに憎んでいるのか(「義経」の小池栄子的演技)、
二人が同一人物である事を驚きながらも認識していく過程に注目。