柄谷行人を解体する

批評家・柄谷行人を―カント、マルクスを視軸にして―読む

「坊っちゃん」と「男おいどん」

sasaki_makoto2006-08-07

秋山豊『漱石という生き方』(トランスビュー)を読んでいて。


「ゼネラル」と「スぺシアル」についての議論があるが


 generalはgenes(遺伝子)
 specialはspecies(種)


に通じるのか。


現在、前者は「一般的」、後者は「特別」と理解されるが


 specialには「種を特定的に撒く」、
 generalには「遺伝情報が子孫に引き継がれた」


という意味があるかもしれない。



坊っちゃん」の主人公は、現実の漱石のように
松山の英語教師として明確には描かれていなかったのではないか。


松本零士の「男おいどん」の大山昇太が
マンガ家志望ではなかったように。



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