柄谷行人を解体する

批評家・柄谷行人を―カント、マルクスを視軸にして―読む

宮崎駿と斬鉄剣

sasaki_makoto2007-04-12

西嶋定生『東アジア史論集 第三巻』(岩波書店)を読んだ。


「5、6世紀、新羅百済が日本(倭)に朝貢していた」という認識には疑問。


「藩」は「蕃(蛮)」に通じる。


漢の高祖が白蛇を斬った剣が宝剣となったという伝承が、
日本の三種の神器の剣、また草薙剣の伝承に影響したという。


宮崎駿が若い頃、制作に参加した
アニメ「白蛇伝」は、中国の伝説だったと思う。


西嶋定生草薙剣と斬蛇剣」『東アジア史論集 第三巻』(岩波書店

 『日本書紀』神代上宝剣出現章本文注の一書に、この草薙剣のもとの名を天叢雲剣といった理由として、「蓋し大蛇居る上に常に雲気有り。故以て名づくるか。(「原文「蓋大蛇所居之上、常有雲気、故以名與。」)とあるのは、『史記』高祖本紀および『漢書』高帝紀に、高祖が亭長であったとき、役徒を麗山に送る途中、山沢に亡命して行方が知れなくなったのを、その妻の呂后が「李(高祖の字)所居之上、常有雲気」といったことの引文であり、これも宝剣を体中にもつ大蛇の霊威が漢の高祖の霊威に擬定されたことを示すものであろう。


ハンナ・アーレント全体主義の起原3 全体主義
(大久保和郎・大島かおり訳、みすず書房

西欧世界はこれまで[全体主義国家の登場まで]その最も暗黒の時代においてすらも、われわれはすべて人間である(そして人間以外の何ものでもない)ということの当然の認知として、追憶されることへの権利を殺された敵にも認めてきた。アキレウスはみずからへクトールの埋葬におもむいたし、専制政府も死んだ敵を敬ったし、ローマ人はキリスト教徒が殉教者伝を書くことを許したし、教会は異端者を人間のなかにとどめた。


M・モース 社会学と人類学I
有地 亨 伊藤昌司 山口 俊夫 共訳 弘文堂

第一部 呪術の一般理論の素描
第一章 沿革と資料
第二章 呪術の定義
第三章 呪術の諸要素
第四章 呪術の分析と解釈
第五章 結 論

第二部 贈与論−太古の社会における交換の諸形態と契機
序 論 贈与、とくに贈り物の返礼をなすべき義務
第一章 義務的贈答制と返礼の義務(ポリネシア
第二章 このシステムの発展、気前のよさ・名誉・貨幣
第三章 古代の法および経済におけるこの原則の痕跡
第四章 結 論


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