柄谷行人を解体する

批評家・柄谷行人を―カント、マルクスを視軸にして―読む

ANGEL PASSED CHILDREN

ジェイムズ・ジョイスユリシーズI』(丸谷才一・永川玲二・高松雄一訳、集英社

 あのぼくが、取替え子が、プツプツと松脂のはぜる篝火のあいだを縫って。

 注 取替え子 妖精が幼児を盗んでその身代りに置いて行く子供。知的障害の子や醜い顔立ちの子が多い。


大江健三郎の『取り替え子』は読んでいないが
(大江をまた読むかは分からない。青山れあのブログの方が文学的である)、
障害を持つ子供といえば、やはり手塚治虫ブラック・ジャック』の
ピノコピノキオ?)を思い出す。