柄谷行人を解体する

批評家・柄谷行人を―カント、マルクスを視軸にして―読む

2008-04-26から1日間の記事一覧

デリダ「ジュネーヴの言語学サークル」

『哲学の余白 上』(高橋允昭/藤本一勇訳、法政大学出版局) 1 ルソーとソシュールは声に倫理的・形而上学的特権を与える。彼らはどちらも、「言語の内的体系」(ソシュール)に対する書字(エクリチュール)の劣性と外部性を措定する。そして彼らの言説全…