柄谷行人を解体する

批評家・柄谷行人を―カント、マルクスを視軸にして―読む

2009-08-15から1日間の記事一覧

参勤交代と転勤が中間勢力の形成を阻んでいたのか

『丸山眞男講義録[第七冊]』(東京大学出版局)ところが日本では「地頭は替るもの、百姓は末代」であり、中間層としての豪族の土着傾向を否定した藩は、直接かつ持続的に小農民を掌握するために農民政策を必要とした。 ポール・ド・マン「記号論とレトリッ…