柄谷行人を解体する

批評家・柄谷行人を―カント、マルクスを視軸にして―読む

2009-08-19から1日間の記事一覧

言葉は感情を伝えるものか

『丸山眞男講義録[第七冊]』(東京大学出版局)「教え―学び」という伝統的教学の構造にたいする方法的対決の意識なしには、有名な宣長の、師の説になづむなという学問的態度を説いた文章は発せられなかったであろう。 ポール・ド・マン「記号論とレトリッ…