柄谷行人を解体する

批評家・柄谷行人を―カント、マルクスを視軸にして―読む

2009-09-26から1日間の記事一覧

否定的なもののもとへの滞留(ジジェク)

ヘーゲル『精神哲学』(岩波書店) この分裂がもっている限定された意味――すなわち精神がこのように自分自身(精神自身)を否定するもののなかにあって自分自身の(精神自身)もとにあるということ――はなおいっそう詳しい展開を必要とする。この目的のために…