柄谷行人を解体する

批評家・柄谷行人を―カント、マルクスを視軸にして―読む

2009-12-02から1日間の記事一覧

ホメロスのアレゴレーゼ

バルトやソンタグは日本の「枕草子」、「徒然草」、近松門左衛門をリスペクトしている。「枕草子」「徒然草」のような随筆文学は 世界初であったと高校で習った。バルトが両作品をどれだけ念頭に置いて作品を書いていたかは分らないが (日本を扱った『表徴…