柄谷行人を解体する

批評家・柄谷行人を―カント、マルクスを視軸にして―読む

2009-12-07から1日間の記事一覧

クリスマスと貧困

『アドルノ 文学ノート1』(みすず書房) ひとつの大胆な瞑想にしてみれば、ロゴス宗教であるキリスト教を成立させる条件はその素材、つまりパンと葡萄酒なのだ――(ヴァレリー)「パンと葡萄酒が乏しいかあるいは少しもない地方では、この二つを神聖視する…