柄谷行人を解体する

批評家・柄谷行人を―カント、マルクスを視軸にして―読む

2010-01-24から1日間の記事一覧

北海道の当麻ではない

ヘーゲル『精神現象学』(樫山欽四郎訳、河出書房新社)序論つぼみは、花が咲くと消えてしまう。そこで、つぼみは花によって否定されると言ってもよい。同じように、果実によって花は植物の偽なる定在と宣告され、植物の真として果実が花の代りとなる。精神…