柄谷行人を解体する

批評家・柄谷行人を―カント、マルクスを視軸にして―読む

2010-03-27から1日間の記事一覧

交換価値か交換様式か

『資本論』の冒頭は、商品と価値のトートロジーとも思える議論が続く。 経済学というより言語学、哲学的である。以下はエンゲルスの追加だが、交換という言葉によって論旨は明確になるが 議論が凡庸になっているかもしれない。 エンゲルスは人類学の研究もし…