柄谷行人を解体する

批評家・柄谷行人を―カント、マルクスを視軸にして―読む

2010-04-10から1日間の記事一覧

集団生活、バンド、国家の起源

エンゲルスが国家の起源、マルクスが灌漑について述べている。 国家の起源を、ヘーゲル=エンゲルスが支配―被支配の関係から説明するのに対し 柄谷行人は他の共同体(国家)との交換関係の発生から説明する。しかし、ヘーゲルは『精神現象学』『法の哲学』ほ…