柄谷行人を解体する

批評家・柄谷行人を―カント、マルクスを視軸にして―読む

2010-04-12から1日間の記事一覧

東ヨーロッパの社会主義化は同時革命だったのではないか

廣松渉『唯物史観と国家論』(講談社学術文庫) 勿論、われわれはマルクス・エンゲルスの永続革命論とレーニンのそれとの間に横たわる或る差異をも見落してはならない。一八五〇年三月の『共産主義者同盟中央委員会の回状』における永続革命論は、プロイセン…