柄谷行人を解体する

批評家・柄谷行人を―カント、マルクスを視軸にして―読む

2010-05-13から1日間の記事一覧

探究IV 第1回

ハンス=ゲオルグ・ガダマー『真理と方法II』(法政大学出版局)彼(フッサール)の確信によれば、現象学的還元の超越論的な意味を本当に最後まで堅持し、超越論的独我論といったこけおどしを恐れたりしなければ、これらの逆説はおのずから解消する。いずれ…