柄谷行人を解体する

批評家・柄谷行人を―カント、マルクスを視軸にして―読む

2010-06-29から1日間の記事一覧

デリダの並行世界

ユルゲン・ハーバマス『近代の哲学的ディスクルスI』(岩波書店)かつてシェリングは、過去、現在、未来という世界時代(Weltalter)が没‐時間的に時熟しあう形で相互に入れ子になっていることについて思弁を弄したが、デリダも同じように、決して一度たりと…