柄谷行人を解体する

批評家・柄谷行人を―カント、マルクスを視軸にして―読む

2010-07-19から1日間の記事一覧

抑圧されたものの回帰

スラヴォイ・ジジェク『大義を忘れるな』(青土社) 精神分析はまず、ポスト・イデオロギー的シニシズムのもつまやかしの正直さの背後にフェティシズムがあることを発見する、そして、「ポスト・イデオロギー的」といわれる現代において強い影響力をもつ、イ…