柄谷行人を解体する

批評家・柄谷行人を―カント、マルクスを視軸にして―読む

2010-08-04から1日間の記事一覧

哲学と構想

ユルゲン・ハーバーマス『他者の受容 多文化社会の政治理論に関する研究』 (高野昌行訳、法政大学出版局)すでに存在しているものをただ解釈学的に説明するだけの哲学は、批判力を失ってしまうだろう。哲学は実際に定着している信念を引き継ぐだけでなく、…