柄谷行人を解体する

批評家・柄谷行人を―カント、マルクスを視軸にして―読む

2010-09-20から1日間の記事一覧

ことばが祈りもとめる他者

レヴィナス『全体性と無限 外部性をめぐる試論 上』(熊野純彦訳、岩波文庫) それは事実の偶像崇拝、言い換えれば語らないものに対して祈ることがであるとともに、意味づけと神秘化にあって乗り越えがたい多元性を示すものにほかならない。 けれども表出の…