柄谷行人を解体する

批評家・柄谷行人を―カント、マルクスを視軸にして―読む

2011-02-12から1日間の記事一覧

幾何学の起源

F・M・コーンフォード『ソクラテス以前以後』(岩波文庫)タレスは東方を旅行して、エジプト人のあいだには土地測量のためにいくつか大雑把な規則的手順があるのを知った。毎年、ナイル川の氾濫が土地の境界線を消し去ってしまい、農夫たちの畑地は新しく…