柄谷行人を解体する

批評家・柄谷行人を―カント、マルクスを視軸にして―読む

2011-02-14から1日間の記事一覧

抑圧されていた何かが回帰してきたもの

フロイト「不気味なるもの」恐怖の要素とは、実は抑圧されていた何かが回帰してきたものなのである。 中沢新一『はじまりのレーニン』(岩波現代文庫)心の中にわきあがってくる欲動が、なにかの理由で表象されることがないままに排除されて、いつもは意識に…