柄谷行人を解体する

批評家・柄谷行人を―カント、マルクスを視軸にして―読む

2011-06-16から1日間の記事一覧

國分功一郎『スピノザの方法』(みすず書房)

本書が読解の対象とする哲学者スピノザ(一六三二―一六七七)は十七世紀のオランダに生まれた。デン・ハーグ近郊に移住してからは有名なレンズ磨きの仕事を始める。 スピノザ『知性改善論』第七十二節 自然におけるどんな球もいまだかつてそのようにして生じ…