柄谷行人を解体する

批評家・柄谷行人を―カント、マルクスを視軸にして―読む

2011-07-04から1日間の記事一覧

大江健三郎『水死』

大江健三郎『水死』は、友人・塙吾良(伊丹十三)の自殺と夏目漱石『こころ』における自殺(友人・Kより遺書を残した先生か)を結びつけているようだ。大江は近代文学は漱石(明治の精神)に始まって自分で終ったと考えているのか。『こころ』の舞台に死ん…