柄谷行人を解体する

批評家・柄谷行人を―カント、マルクスを視軸にして―読む

大江健三郎『水死』

大江健三郎『水死』は、友人・塙吾良(伊丹十三)の自殺と夏目漱石『こころ』における自殺(友人・Kより遺書を残した先生か)を結びつけているようだ。大江は近代文学漱石(明治の精神)に始まって自分で終ったと考えているのか。『こころ』の舞台に死んだ犬では、漱石を冒瀆しているようでもある。 10秒以内前


アラン・ブルームシェイクスピア論の周辺 http://t.co/C5bsiSx 初トゥゲられかな。デタッチメントというのは、漱石も春樹も現実に強い関心を持っていないと言うことだろうか、作品の中では。村上春樹が関心を持つノモンハン事件の頃、漱石は存命だったか。 7:11 AM Jul 3rd


柄谷行人「フォークナー・中上健次・大橋健三郎」

そのことに関連して、私は中上健次のことを思い出す。彼は小説を書くだけでなく、郷里の新宮の被差別部落で運動を始めた。しかし、それは部落解放同盟に対立するものだった。解放同盟が糾弾によって法的・経済的な権限を拡張していくものだとしたら、彼がやったのは、部落の老人や青年を集めて文学や民俗学の話をすることだった(「部落青年文化会連続公開講座」1976年)。それは政治的にはまったく迂遠な方法である。彼がもたらそうとしたのは、人々の文化的な誇りでありプライドである。
http://d.hatena.ne.jp/martbm/20080321/1206026782


原発デモが日本を変える 柄谷行人 http://www.kojinkaratani.com/jp/essay/post-64.html