柄谷行人を解体する

批評家・柄谷行人を―カント、マルクスを視軸にして―読む

2011-10-02から1日間の記事一覧

ハンナ・アレント『責任と判断』(筑摩書房)

ハンナ・アレント『責任と判断』(ジェローム・コーン編、中山元訳、筑摩書房)周知のように、ローマ教皇庁は一九三三年の夏にヒトラー体制と政教協約を締結している。そしてヒトラーのことを「共産主義(ボルシェヴィズム)を公式に非難する陣営に初めて参…