柄谷行人を解体する

批評家・柄谷行人を―カント、マルクスを視軸にして―読む

2011-10-16から1日間の記事一覧

奴隷に自由はあったか

ハンナ・アレント "THE HUMAN CONDITION"『人間の条件』(志水速雄訳、中央公論社)定期的に保証された仕事は、毎日自分が好む通りのことをする自由を制限するから、すでに奴隷的(douleia)と感じられ、多くの家内奴隷の安易な生活よりも苦痛の多い労働のほ…