柄谷行人を解体する

批評家・柄谷行人を―カント、マルクスを視軸にして―読む

2012-02-08から1日間の記事一覧

バビロニアのくじ

ホルへ・ルイス・ボルヘス『伝奇集』(鼓直訳、岩波文庫)(バビロニアの)くじが偶然の強化であり、混沌(カオス)の宇宙秩序(コスモス)への定期的浸出でありとするなら、偶然が介入すべきは、くじ引きの一段階ではなくすべての段階であるのがふさわしく…