柄谷行人を解体する

批評家・柄谷行人を―カント、マルクスを視軸にして―読む

2012-02-10から1日間の記事一覧

アベルは寄留者

アウグスティヌス「神の国(4)」『アウグスティヌス著作集14』(大野春子・岡野昌雄訳、教文館)ところでこの世界の市民(カイン)が生まれた後に、この世界にあって寄留者(アベル)が……生まれた。そこでカインについては、彼は国を建てたと書かれている…