柄谷行人を解体する

批評家・柄谷行人を―カント、マルクスを視軸にして―読む

2012-03-29から1日間の記事一覧

バフチンの引用論

バフチン 一九四〇年ヘレニズム時代のきわめて興味深い文体論の問題のひとつ――それは引用の問題である。公然の引用、半ば隠された引用といったような形式、コンテクストで引用を囲む形式、イントネーションによる括弧づけの形式、引用されている他者の言葉の…