柄谷行人を解体する

批評家・柄谷行人を―カント、マルクスを視軸にして―読む

2012-07-13から1日間の記事一覧

カール・シュミット『政治的ロマン主義』(みすず書房)

カール・シュミット『政治的ロマン主義』(大久保和郎訳、みすず書房)カントが好んでその変革的意義を主張したコペルニクスの惑星系とともに地球は宇宙の中心であることをやめた。デカルト哲学とともに古い存在論的思考の動揺ははじまった。「私は思う、故…