柄谷行人を解体する

批評家・柄谷行人を―カント、マルクスを視軸にして―読む

2012-07-14から1日間の記事一覧

ヨーハン・ヤーコブ・ヴァーグナーの四つの図式

カール・シュミット『政治的ロマン主義』(みすず書房)全宇宙、全学問、全芸術を主体は一挙に抱き取る。その際の梃子は自然哲学の武器庫から取って来る。ここでもまた哲学的構成は、たといそれがヨーハン・ヤーコブ・ヴァーグナーにおけるように抑制もなく…