柄谷行人を解体する

批評家・柄谷行人を―カント、マルクスを視軸にして―読む

第2期『批評空間』II-10, 「共同討議 「批評」の場所をめぐって」

II-10, 1996.6「共同討議 「批評」の場所をめぐって」

井口時男大杉重男福田和也山城むつみ柄谷行人「共同討議:「批評」の場所をめぐって」(1996.3.29.)pp.6-33
福田和也アドルフ・ヒトラーハイデガー哲学:テクネーによる「本来性」の喚起」1 pp.34-43
蓮實重彦ジル・ドゥルーズと「恩寵」:あたかも、ギリシャ人のように」pp.44-54
● Michelle Loi「ルイのこと」(市田良彦訳)pp.73-87
市田良彦「ミシェルのこと、ルイのこと」pp.88-105
● Darko Suvin, Marc Angenot「脱神秘化,あるいは宣言されたものの含意すること:「共産主義者宣言」から生じるマルクスの賞賛、その限界発見、そしてその使用について」(矢野久美子)pp.106-128
西部忠「レトリックとリアリズム:方法の復権」pp.129-145
● Slavoj Žižek「否定的なもののもとへの滞留 第2部・ゆえに(エルゴ):弁証法的誤謬推理」8(田崎英明訳)pp.193-200
● Richard Klein「煙草は崇高である」5(太田晋訳)pp.201-223
前田英樹小林秀雄:存在への跳躍」4 pp.180-192
Jacques Derrida・Michael Sprinker「政治と友愛と」2完(安川慶治訳)pp55-72
● Thierry de Duve「レディ・メイドと抽象」2完(松浦寿夫訳)pp.146-155
● Livia Monnet「幽霊的な女たち、置き換えられた女性性、そして男性家族小説:中上健次の2つのテクストにおける暴力、ジェンダー、そしてセクシュアリティ政治学」1(竹内孝宏訳)pp.156-179
いとうせいこう「去勢訓練」1
柄谷行人「編集後記」(1996.5.12.記) / 浅田彰「編集後記」